競売にかけられるとどうなるか?
住宅ローンの滞納を続け、家が競売にかけられてしまうと具体的にどんなことが起こるのでしょうか?
「家が借金のかたに取られる」のはもちろんですが、それだけではありません。競売にかけられてしまった家とその家族は、非常にひどい扱いを受けることとなるのです。
まず・・・競売は「誰にも知られないように内緒で取引される」というような甘いものではありません。競売の情報は公示されますし、競売情報のチラシがご近所のポストに入れられることも。
さらに、競売情報を知った不動産業者が、自宅にひっきりなしにやってきます。「向こうから一方的に押しかけてくる業者にろくなものはない」というのは、それこそ訪問セールスと同じ理屈。うまい話を持ちかけながら格安に買い叩き、売却益等を得ようとしている業者がほとんどです。
こういう業者がひっきりなしにやってくると、たとえチラシがばら撒かれなくても、ご近所には「競売にかけられた」という事実を知られてしまうでしょう。それまで仲良くしていたご近所から好奇の目で見られるということは、精神的に耐え難い苦痛となってしまいます。
こういうデメリットがあるからこそ、競売にかけられる前に、少しでも有利な任意売却を選ぶというのは非常に重要だというわけですね。
任意売却での物件売却なら、周囲からは「普通の中古住宅の売買取引」としか見なされませんので、ご近所の好奇の目にさらされることも、悪徳業者が毎日のようにやってくることもありません。競売よりも、はるかに苦痛が軽くなりますよ。
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