差し押さえを受けた場合の対策
住宅ローンの滞納を続けていると、いずれ、その住宅ローンの担保となっている物件が差し押さえされることとなってしまいます。
さて、家の差し押さえを受けてしまった場合、どのような対策をとればいいでしょうか?
もし放置しておけば、その家は近い将来、確実に競売にかけられることとなります。差し押さえというのは、競売の手続きを具体的に進めるための通過点のようなものとなります。
もし差し押さえを受けてしまったら、何かと不利な競売での物件売却をされてしまう前に、すぐにでも任意売却の手続きを進める、これが正解です。
ここまで来たら任意売却業者への連絡は、メールではなく電話で行いましょう。メールでは情報が一方通行ですし、レスポンスまでの時間の無駄が発生しやすいのです。
差し押さえを受けた段階となっては、そんなわずかな時間のロスも惜しくなってしまう状況となります。早く業者と話を詰めて、物件売却活動ができる期間を少しでも長く取ることが重要となってきます。
また、業者への相談や問い合わせは1社だけにやるのではなく、一気に複数の業者に打診をかけてみたほうがいいでしょう。そこから、電話相談や面談を通じて、信頼できそうな業者を絞り込んだほうが早いと思います。
もちろん、差し押さえを受ける前に任意売却の手続きを進められるなら、そのほうがよりベターです。「このままだと差し押さえだな」と思う状態であれば、差し押さえを待つのではなく、すぐにでも任意売却取扱い業者に相談してみたほうがいいでしょう。
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