安く家が買える競売物件は誰もが入札参加OK!しかし、素人が参加するには危険がたくさんあった

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競売物件は安いが、素人には罠がいっぱい

競売物件は、市場の相場より4割から6割も安く家が買えると言われています。

しかし問題物件も多く、ただ安いという理由だけで入札すると、ひどい目に合う可能性があります。

少し前まで、独身の若いうちから家を持ちたい人に向けて、「競売物件の入札に参加して、安く家を手に入れよう」といった、お得情報がネットや雑誌を中心にしたメディアで派手に流れてしました。

実際に競売で家を手に入れた人も少なくはなかったようですが、同時に競売に絡む様々なトラブルに巻き込まれた人も多かったわけです。

そもそも競売物件とは何か?

「競売物件」と「きょうばいぶっけん」と読む方は、まずは基礎的な知識から勉強してください。

法律の世界では、これを「けいばいぶっけん」と呼びます。

競売というのは、借金を抱えて返済不能に陥った人の資産をオークションにかけて、その売却費用を返済にあてることです。債務者の資産であれば、何でも競売にかけられますが、一般的に多いのはやはり債務者の住宅になります。

競売にかけられる家は、裁判所が設定した最低価格を越える金額で入札が行われ、その中で最高金額を入札した人が落札するわけです。

最低価格は裁判所が委託した不動産鑑定士が査定して決める事になっていますが、情け容赦のない査定が多く、市場相場の5割とかせいぜい7割程度の価格しかつきません。

債務者にとっては、泣きたくなるような話ですが、そうした格安物件は家が欲しい人にとっては、まさに最高にお買い得な物件になるわけです。

競売物件の危ない都市伝説

競売物件の情報は官報で調べられます。

また最近は日本全国の競売物件情報を提供しているサイトもネット上にあり、地元の競売物件情報を簡単に入手できるわけです。

競売物件への入札は特に資格は必要ありません。誰でも入札に参加できます。

ただし入札額を現金で支払えるだけの預貯金は必要です。

そして、もし運よく競売物件を落札できれば、お金を支払って物件を手に入れることが出来るわけですが、実はその物件の所有者になったというだけで、後の管理は全て自己責任だったりします。

競売物件にはまだその家に人が住んでいるケースも多く、落札した物件に行ってみたら、暴力団が家を占有していた…なんて事も昔は実際にありました。

暴対法が厳しくなった昨今、暴力団が占有屋なんてしていたら、それだけで逮捕されてしまいますので、そのような人たちが競売物件を占拠していたなんて話は、現在では都市伝説の部類です。

しかし、債務者が競売物件に引き続き住んでいて、出て行かないというトラブルまで無くなったわけではなく、円滑に競売物件を手に入れるには、それなりの法的知識と行動力が要求されるといっていいでしょう。

何より怖いのは競争相手であるプロの不動産屋。代行業者に任せるのが無難かも…

競売物件というのは、市場の相場より格安で不動産物件が手に入るモノです。したがってプロの不動産屋が、これを放っておくわけはありません。

不動産業界では常に競売物件情報を集めて、お得な物件があればありとあらゆる手段で落札しようと画策します。
そんな“プロの戦場”にド素人が入り込んでいって入札参加したら、えらい目に合うのはわかるでしょう。

暴力団が占有屋をすると逮捕されますが、一般の人間が合法的に占有するという手口なら問題はないわけで…などといった違法スレスレの熾烈な戦いが競売物件では行われているようです。

最近はそんな素人が直接競売物件に手を出すリスキーな話を回避するため、不動産屋自身が競売物件の落札代行を行っています。

どうしても競売物件の安い家を手に入れたい方は、自分で法律の勉強をして競売物件の入札に挑戦するより、不動産屋に代行してもらった方が確実という事ですね。

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