ご相談から任意売却成立までの流れ
「任意売却をしたい」と思っても、何から手をつければいいのか・・・
そんな悩みを抱えている方のために、ここでは任意売却の相談から成立までの流れを簡単にご説明しましょう。
任意売却は誰に相談するの?
任意売却は、個人の力ではなかなか出来るものではありません。任意売却は法的整理、不動産売買がからむ取引となりますので、相談先としておすすめしたいのは「任意売却を専門に取り扱っている弁護士、司法書士」および「不動産業者」です。
特に弁護士、司法書士など法律の専門家は、「そもそも任意売却が必要なのか?」、「任意売却せずに債務整理する」、「任意売却して借金をゼロにする」、「任意売却しても家に住み続ける」、「任意売却して買い戻す」などの方法を法的観点から助言してくれます。
また、相談者の借金状況、ローン返済額などをもとに適切に手続きを進めてくれます。任意売却をどうすれば良いか分からない方には適した相談相手です。
任意売却を取扱っている専門家の多くは、相談用のフリーダイヤルを設置していますので気軽に相談してみましょう。
任意売却の電話相談をスムーズに進めるコツ
任意売却の相談は、まずは専門家に電話相談やメールで問い合わせる事からスタートします。
この段階で相談者の名前や住所、電話番号、売却物件の所在地や名義、住宅ローンの借入先や残高、滞納状況などといった基本情報を質問されることがあります。大体の情報があれば専門家はすぐに理解してくれますので、あまり構えずにオープンにご自身の状況をお話しすることが大切です。
相談者にとって、任意売却ではなく違う法的手続きのほうが適している場合もありますので、正直に自分の債務状況を伝えましょう。
また、最初の相談は電話だけでなくメールでも可能ですが、メールでの相談はどうしても一方通行になりがちですので、よりスムーズに、スピーディーに手続きをしたいのであれば、やはり電話での相談のほうがおすすめです。
任意売却についての個別面談をスムーズに進めるコツ
任意売却の電話相談をした後は、いよいよ専門家との個別面談となります。面談では任意売却の手続きについての説明があるだけでなく、こちらからの要望や意見もしっかりと受け止めてもらえますので、この時に話したいことは何でも話してしまいましょう。
どうしても言っておきたいこと、聞いておきたいことについては、事前にメモにまとめておくと、面談時の話し忘れを防止できます。
もちろん、面談時に持参するよう指示された書類(返済予定表や督促状など)をきちんと揃えておくことも大切です。
任意売却を任せる専門家が決まったら
面談によって「ここに任意売却を任せたい」と決心することができたら、あとは専門家に物件の査定や債権者との交渉、物件の売却活動などを進めてもらう形となります。
ここからの手続きは基本的に専門家が主体となって動いてくれますが、完全に「プロ任せであとは放置していればいい」という態度を取るのは禁物です。
どういう条件で任意売却を進めていくのか専門家に確認しながら進めていきましょう。
そして物件に買い手がつけば、任意売却成立となり、競売も取り下げらる、という形になります。
任意売却に関する悩みをなくすため、ソーシャルメディアで共有をお願いします。